「節約疲れ」とは言い当てている！
たまたまYahoo!のニュースヘッドラインを見ていたら、「節約疲れ」という言葉がありました。
これ、かなり的確に言い当てている言葉だと思うのですよね。
確かに日本経済は長引く不況もありましたし、リーマンショックでより打撃を受けた面があります。事実、Levicoが(まだ)所属している会社も危ないしね(笑)
ただ、日本全体が本当に景気が悪いのか？と言えば、必ずしもそうじゃないんです。エコカー減税等があるにせよ、実際に結構な値段のするプリウスやCR-Zといった車は売れている訳ですし、デジタル家電も比較的好調の様です。つまり、日本全体としてみれば、景気が悪い所もあるがそれが全てではないということです。
私はマスコミによって作られた不況だと思っています。ニュースやワイドショー，雑誌や新聞といった媒体で不況が大々的に報道されているので、ほんとうはそれほど影響のない人も心理的な不況になっていたと思うのです。「節約しなくちゃ！」というマインドが先行した結果の不況。
そこへ出てきたのが「節約疲れ」という言葉なのですね。心理的不況で節約生活に追い込まれていた人達がちょっと疲れてきて、「ちいさな贅沢をしたい」という局面になってきたと感じています。このちいさな贅沢ですが、景気にはかなりインパクトがあると思いますよ。大々的な景気打開策程じゃないですが、なんといってもお金が回るのです。「金は天下の回りもの」 じゃないですが、お金が回ると言う事は景気浮上のきっかけにはなりうる訳で。
政府が大々的に景気浮上策を打ち出すのも良いですが、マスコミが「景気上向き！」と報道を始めれば、低コストで景気が浮揚すると思う私なのでした。
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