今日は(もう昨日か?)、フィットの荷物を貸し倉庫にしまうべく家を出ました。
家から貸し倉庫に行くまでの間に、ミサイルファクトリーさんがあるのですが、何気なくミサイルさん家の方をみたら、店先にバイクが並んでいます。「あれ?今日は祝日だからミサイルファクトリーはお休みのはず・・・」と思いましたが、路地に入ってお店の前に行ってみればお店が開いています。
車を止めて挨拶をしながら店内に入ると、ちょうど店長のogw-さんが休憩中でした。

なんでも、エンジンOHで預かっているCRF-X(ラリー仕様)の作業をしに、休日出勤したのだとか。
働き者だ、ogw-さん!

それからはCRF-Xの作業を見学させてもらいました。
私、あまり機械には詳しくないのですが、そんな私から見ても整備性は今一歩の様ですね。
エンジンを組み上げて、ちょっとエンジンをかけてみようと言う事になったのですが、最初はなかなかエンジンがかからず・・・元々、「エンジンの調子が悪い」という事だったそうで、一旦エンジンがかかっても安定しません。いろいろ調べた結果、キャブがおかしいという事になったのですが、本当にキャブが外れづらい構造なのですね。マフラーを外して、サブフレームを持ち上げ、リアショックを外してようやくキャブにアクセスできるようです。
私はてっきりレーサーって整備性が良いのかと思っていたのですが、必ずしもそうじゃないんですね。

キャブのOHをやったら実に快調にエンジンが回ります。うんうん、さすが!

ところで、このCRF-Xなのですが、既に3万5千キロ程走っているそうです。それでもエンジンを開けたら、ピストン,シリンダーともに何ともなかったとか。いろいろな情報で、「CRF-Rは毎レース毎にエンジンを開けなきゃならない」なんて聞いた事があったものですから、てっきり兄弟車のCRF-Xも同様かと思ったらそんな事は無い様です。もっとも、1万キロ毎にピストンは交換されているそうですけれど。

バイク屋さんの作業を見ているのは面白いですね。なかなか勉強になると再確認した1日でした。