とても良い天気に恵まれた今日、自然山通信さんの相模川クリーンアップトライアルに参加してきました。

今回は43名のエントリーで過去最大との事です。そして、トレール車&自走が多い事!(^^)
それでは、いつも通り「Levicoが見た相模川クリーンアップトライアル」のレポートです。

まずは開会式の模様。
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そして閉会式の模様。
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以上・・・レポート終了です・・・(^^)

いやいや、今回は色々ありました。でも、レポート出来るほどトラアイルのネタがないのです!!(笑)


まずは、前日の土曜日。

いつも通り、シェルパをクリーンアップトライアル仕様に変更しなくてはなりません。毎度毎度の作業なのですが、街乗り仕様のギヤ比,タイヤからトライアル仕様のギヤ比,タイヤに変更します。
ですが、Fスプロケを固定するスナップリングをバイク屋さんに注文しておいたのですが、取りに行ったところ臨時休業・・・
ぬぉぉぉぉん!これは困ったぞぉ!スプロケを交換しないとトライアルタイヤはシェルパに組めないんですっ!!外したスナップリングの再使用もできるのですが、新品の方が素早く組めるのですよね。一応、サービスマニュアルも再使用不可になっているし。
しょうがなく、ゴソゴソと倉庫になっている車の中を探していたら、以前買ってあった予備を発見できました。よかったぁ!これで仕様変更作業ができます。これが出てこなかったらロード寄りタイヤ(DUNLOPのD604)のままで参加しようと思ってましたよ(^^)
1時間ほどで無事に作業は終了。

そして、当日。放射冷却のおかげか、とても寒くて寒くて・・・なかなか家を出る事ができません。ぬくぬくとしながら移動出来るトランポが羨ましい・・・(笑)

それでもなんとか出発。会場に到着すると、しぇるネットでいつもお世話になっているKovさんやじゅんさん,Net-Zeppelinさんが到着しています。挨拶もそこそこに受け付けと車両の準備に取りかかります。

そして開会式。参加者が多いので、今回のグループ分けはこんな感じになりました。

  • トライアルが初めての人,初心者の人
    じゅんさんとNet-Zeppelinさん(ここは内々でも異論があった・笑)です。その他、Net-Zeppelinさんのお知り合いでセローな方々や、始めて参加ですという方(確かXR250とSL230だったかな?)のグループでした。
  • なんとなくトライアルを知っている人(?)
    それとなく初心者グループ入りを訴えてみたのですが、ニシマキさんから「ベテランそうな人」括られた(?)人達。kovさん,私とシェルパ&セローのトレール車グループ。
  • トライアルをよく知っている人(^^)
    トライアル車主体で数グループ。中にはトレール車(セロー)のおけけさんも参加です。

さて、いよいよ競技開始です。渋滞の第1セクションは飛ばし、第2セクションから始まります。
んー、私の目では今回のセクションは良くできていましたね。完全ドライの路面で一見すると走りやすいのですが、要所要所に罠が仕掛けてあります。タイトターンの所にフロントが取られやすいサンドとか、パワーをかけたいところで草があるとか・・・あとはトライアル車のステップが引っかかりやすいセクションや、長くてラインが覚えきれないセクション(特にブロックすり抜けセクション。トレール車は通れる場所が限られているので、下見でラインを覚えるのですが覚えきれなかった・・・笑)等、多種多様。すっごく楽しいです。
簡単だけど、恐くない。恐くないけど、難しい。クリーンアップトライアルの趣旨を反映した設定でした。所々ある別名トレール車殺し(そして、「そろそろトライアル車を買っちゃどーだ!?」という自然山通信さんの声も聞こえてきそうな設定とも言う)などもありましたが、ここまでは意外に健闘したと思う私。

いくつかセクションを進むうちに、Levicoシェルパに第1の異変が発生しました。
どうも走っていると、コツコツと音がします。んんん?と思い、よくよく見てみると、右側のハンドガードを固定しているバーエンドのボルトが無くなっており、垂れ下がったガードがタンクにあたっている音でした(泣)格好悪いですが、片方のハンドガードを外します。

が、どうも移動区間でリアが滑る感じがします。ここで第2の異変発生です。よくよく見てみると・・・ぐぁぁぁぁん!リアタイヤがパンクしています!!(号泣)
一緒のグループだった皆さんのお力添えもあって、ポンプで空気を入れてみたり、バルブが緩んでいるのも確認しながら数セクションを進んだのですが、結局第10セクションで継続を諦め、一人スタート地点まで戻る事にしました。
※ちなみに、第10セクションを始め2,3のセクションはリアタイヤの空気圧がほぼ0の状態で走りました(笑)

戻る途中、マーシャル人とたたずむじゅんさんを発見。どうもセルが回らなくなったようです。
ここも皆さんでヒューズ交換をしたり、いろいろと原因を探ります。じゅんさんはマーシャルの方とスタート地点に戻るようです。私は別のルートで戻る事にしました。
セクションを走っている時は空気圧が無くなっているだけのシェルパでしたが、スタート地点から最も遠いであろう(?)第10セクションから戻るのは大変だっよぉぉぉぉ・・・途中で完全にビード落ちちゃうし・・・ビードストッパーを組んであったので、かろうじて帰れました・・・

たどり着いた時にはこんな状態でした・・・

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スタート地点でパンク修理を始めます。日頃からタイヤ交換などはやっていましたし、重い!と言いながらも通常のメンテに使う工具一式を持ち歩いていましたから、一人でもなんとかなりそうです。日頃からの練習は重要です!(笑)

戻ってきてパンク修理をするLevicoシェルパと電装系修理にはいるじゅんさんシェルパの図

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私は午後の2LAP目をキャンセルしてノンビリとパンク修理をする事にしました。じゅんさんは修理を終えて2LAP目に出発していきました。諦めない心は素晴らしい。
※その後、じゅんさんは電装系のどこかがショートしていた様で、「100mに1ヒューズ」という異名をとったらしいです(^^)

パンクの原因は・・・釘を拾っていました(泣)。全長3cm弱の錆びた古い釘(号泣)。スタート地点まで戻る途中であちこち刺さりまくった様で、最終的にはチューブに4カ所の穴が空いていました(爆泣)
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んー、パンク修理の道具を持っていて本当に良かったと思いました。
※トランポがあれば修理しなくても帰れたな!と思う瞬間でもありました(笑)

43名の参加者で、リタイヤが4名だったそうです。転倒等で怪我をされリタイヤされた方もいらっしゃったようですが、最下位はこの私!(^^)
閉会式の成績発表では、「午後の時間を費やし、自走で帰るためにパンク修理をした!」と紹介されてしまいました(笑)成績はこちらです。

12セクションの2LAPで合計24セクションあったのですが、私は9セクションしか走っていませんので多少不完全燃焼ではありましたが・・・それでも、多数の参加者,今までとはちょっと雰囲気が異なった設定のセクションと楽しめました。

次回はもうちょっと・・・走りたいぞ!!!(^^)
そして、お世話になった皆さん、ありがとうございました!


それにしても、今回もしっかり上位にセローが入っていますねぇ。かなりの腕前の方があえてトライアル車ではなくセローで参加されているそうですが、お見事。
某Kovさんと「トラ車よりセロー(旧型)を買っちゃいますか!?」とあらぬ方向に話が進んでいたのは秘密です(笑)