先日、久々に車にノートPCを載せて街中を走ってみました。
目的は無線LANがどの程度普及しているのか?を調べるためです(笑)決してWAR DRIVINGじゃないぞ!(爆)

以前、同様に走ったときは、無線LAN製品の市場調査(?)でした。
その時は勤めていた会社で無線LAN製品を市場にリリースしようとしていた事もあり、どの様な製品が売れているのかな??という目的です。
販売店の店頭で売れ筋を調べるのも有効な方法なのですが、店頭販売されていない製品も多々あるため街中で調べるのが一番正しいわけです。で、APから出ている電波を拾い、そのMACアドレスからベンダーコードをピックアップして集計していました。
※店頭販売されていないとは、Yahoo!BBの無線LANパックの様に店頭や通販に並ぶことなく出回る製品です。

いやいや、無線LANの普及って凄いですね。私の住む川崎市内だと、多少場所によっても異なりますが、雰囲気としては「ほぼどの場所でもまず無線LANの電波は拾える」という位の普及率です。

一部にはオフィスなどに設置されている事もあるでしょうが(一般では使わないようなメーカーの製品も見受けられるし)、走ったのは住宅街がほとんどですから、ほぼ家庭内に置かれていると考えられます。一般家庭で「わーい、家に何台もパソコンがあるから無線で(クローズな)LANを組んでみよう!」という物好きはそうそう居ないはず。ADSLなり光といったブロードバンド回線があって、配線の手間無くノートPC等で利用したいといった利用がほとんどだと思います。
勿論、ブロードバンド回線を契約,利用していても無線LANを利用していない家庭も多いはずですから、無線LANの利用状況の何倍もブロードバンドの利用率は高いはず。よくレポートがでている「ブロードバンドの普及率」というのも頷けます。

ホントに驚くぐらいの普及ですよ。以前(とは言っても2年位前です)は走行距離を見つけたAPの数で割ると、だいたい100mおき位の間隔でしたが、先日は・・・そうですね、ほんの数十mに1カ所位の間隔で見つかります。屋外設置ではなく、屋内設置ですから電波の到達距離が短いにもかかわらず、常に電波を拾える。
これ、全部FONだったら現状の「点でのサービス」ではなく、あっという間にPHS並の「面でのサービス」が実現出来そうです(笑)