先日、DR-Z400Sに取り付けたスコットオイラーですが、普通の(?)スコットオイラーは負圧を利用し、エンジンがかかっている間は一定量のオイルをチェーンに注油し続ける製品です。
メリットは常に一定量(調節は可能)の注油が自動的に続くので、オイルを入れたタンクを空にする事さえなければまったく手間がかかりません。
デメリットは負圧を取る場所を探す事かな・・・?もっとも、おもだったバイクは開発元や日本の代理店で取り付け位置を公開していますし、それ程問題はないでしょう。

私が取り付けたのは新製品のオフロードシステムと呼ばれるタイプです。これは負圧を必要としないタイプです。

負圧を必要としないのですが、何らかの方法でオイルを送り出さなくてはなりません。その為に、左側のグリップに仕掛けがしてあり、グリップを握るとオイルを送り出すポンプになっています。

仕組みの図。(開発元サイトより)
cr-01_how_1.jpg

注油部分の図。(開発元サイトより)
cr-01_how_2.jpg

DR-Zに取り付けの図(クリックで大きくなります)

rc-01_zukai.jpg

こんな感じです。取り付けは負圧を取らなくて良いので簡単・・・のはずでした(笑)

手間取ったのはスプロケまでのチューブを通すのに、外装外して、シート外して、タンク外して・・・と、ちょっと手間取るのが1点。分かってはいたのですが、先日シートを交換したりライト用のハーネスを通す時に一緒にやっておけばと反省。
でも、もっと手間取ったのはアクセル側のグリップを付ける事(笑)ノーマルのスロットルパイプからグリップを外すのが面倒だったので、DRCのスロットルパイプを購入したまでは良かったのです。ところが、スコットオイラーのグリップはゴムが厚くて・・・いつものPROGRIPの様には簡単に交換ができず、しばし悲しみに暮れていました(泣)
後は、インジェクターと呼ばれる注油部の固定ですね。スイングアームに固定するのですが、できるだけDR-Zの加工をしないで済ませたい(面倒だから)。最終的には面倒になってタイラップで適当に固定しました(笑)

負圧を利用するタイプと比べると・・・メリットは負圧がいらない事。あとは価格が安い事(負圧タイプは1.5万円位?で、このタイプはだいたい1万円)でしょうか。デメリットはグリップのゴムの耐久性・・・かな?ボロボロにしたら1セットお買いあげ?♪
※余談ですが、シェルパに使っているPROGRIP製のグリップは半年から1年でボロボロ&交換です。

あとはどの程度効果があるかですね。しぇるネットでも負圧タイプを使っている方の情報がありましたが、結構良いみたいです。
これとKETTEN MAXでかなりチェーンのお手入れは手間が省けるかなぁ?