昨年、横浜で起きた高校生が9人死傷した交通事故。
20年の求刑だったそうです。

なんでも報道によれば「時速100km/h以上だして事故を起こした危険運転致死傷罪」という事ですね。これに対し、弁護側は「100km/hも出していない」と反論しているようです。

たまたま事故現場は私の家からそれほど遠い場所ではなく、昔から度々通る道です。
緩い上り坂で、緩い右カーブ。ここで左側の歩道にいた高校生をはね、車は対向車線側の歩道に乗り上げて更に奥の公園に飛び込んだ事故だったはずです。
素人目に見たら普通に走っていれば何ともない道。余程スピードを出して姿勢をコントロール不可ならない限り対向車線側まで飛ばない道。

少なくとも、私が見る限りでは検察側の言い分である「100km/h以上スピードがでていた」という方が説得力あります。

話はこの事故の件からそれますが・・・
弁護士とは、依頼人が検察側に法律の知識で不利にならないようにフォローするのがお仕事だと思います。ただ、報道を見る限りではありますが時として、弁護士も「きっと無理を分かっていても仕事だから頑張っているのだろうな」と思うこともあります。
でも、仕事とはいえ・・・どう考えても、そして誰が考えてもおかしな事を弁護しなくてはならないというのは、本来弁護士があるべき姿とは反している様にも思います。