○?×?…ひどい駆け込み、ケガは自己責任と車掌放送(読売新聞6月17日の記事より)」という記事がありました。

閉まりかけたドアをこじ開けて乗車した乗客に対し、「駆け込み乗車は危険です。大けがをすることになります。それで大けがをしても、そちら(乗客)の責任です」というアナウンスをしたというもの。

確かに「そちら(乗客)の責任です」という部分は感情的とも言え、一言余計だったかな?とも思えますが、事故が発生してもドアの開閉操作をした車掌や鉄道会社に責任を求めるのも無理があるのでは?という事もまた考えられます。1両あたり4箇所のドアがある車両で、6両編成だったら合計24箇所ものドアがあります。予期しないドアの開閉操作で別の23箇所では乗客が戸袋に巻き込まれたり、あらたにドアに挟まれる可能性がでてきます。中央線や東海道線だと混雑の度合いも高いですし、15両編成なんてのも東海道線にはあります。
正しい乗車,降車に対して不適切なドアの開閉操作によって事故が発生したのならともかく、無理に乗ろうとしたのであれば主たる原因が誰にあるのか??となると・・・この件については賛否両論があるでしょうが、私は必ずしもJRの対応が100%悪いとは言い切れないと思います。