思いっきり遅い話題ですが、WRCの第11戦であるRally JAPANが終了しました。
日本初のWRCということで、だいぶマスコミにも取り上げられましたし、ラリーの認知度も上昇したのではないでしょうか?

日本初開催のRally JAPANですが開催前からモータースポーツ誌等では開催に対して不安視する見方もありました。例えば今年初開催は日本以外にもメキシコがあり、誘致や開催前には大々的なPRイベントをオーガナイザーをはじめ周囲が一体となって開くなどしていたようです。これに対して日本の4輪モータースポーツを統括しているJAFは「誘致に対して協力はするが、開催についてはオーガナイザーの仕事」として役割分担を打ち出していました。
また、昨年のAPRCでは「コースは轍ができやすい」,「オフィシャルで英語のできる人が少なくイベントの進行に支障が出る場合がある」といった声もエントラントから上がっていたとか。

今回、今までいろいろな情報が流れましたが、観客サイドから「観戦ポイントまでのバス運行に問題があった」等の声は出ているようですが、ラリー関係者全般からは概ね好意的な声のようです。
また、開催地である帯広市などの自治体がずいぶん協力的で支援したことが読み取れます。

サッカーなどでは「地域密着型」と言われる方向性をとっており、地元の方々とお互いに協力しあって発展する事を模索していますが、従来のモータースポーツではあまりなかった「地元自治体が協力するイベント」としても今後伸びていけば良いと思っています。

どちらにせよ、初開催のRally JAPANは成功したと見て良いでしょう。今後もずっと続けば・・・良いですね。