老眼 vs 心の目
昼間にお手伝いしている開発会社さん。基板の試作とか、テスト時に回路変更作業などが頻繁に発生しますが、その作業に問題があります。
ズバリ、老眼。
そうなんです。ここではアラフィフの声がかかる私が最年少。そして、近年の部品の小型化。はんだ付けが大変では(笑)
まずずいぶん前に導入されていたらしいこれ。
一見便利そうなのですが、フォーカスが甘くて肝心な部分が見えません。
なので、誰も使わない(笑)
次に評価機として借りたのがこれ。
CCDカメラにレンズをつけて、拡大した画面をディスプレイに映します。
画面に映っているICのピンとピンとの間は約0.6mmと考えてください。
拡大率は悪くないのですが、光源に対してハンダがギラギラ光ると全く使えません。
ついでに、基板を置く場所が手元ではなくなるので使いづらい。
そして、次の評価機はこれ。
歯科技工士さん用の双眼顕微鏡。
歯の様にワークエリアが狭ければかなりの威力を発揮しそうですが、基板はどうしてもワークエリアが広いので使いづらい。
結局、現時点では「心の目でハンダ付け!」が合言葉になっています。
ハンダ付け後の確認は数百円で買ったらしいこれ。
いや、これが一番使いやすいんだってば!!(笑)
ハンダ付けは心眼!とはよく聞きますが…最後に登場したアイテムってなんですか??
mattさん
これはルーペです。
こんな感じで使いますよ。
あ、ルーペ…すいません、どんな凄いデバイスなのかと期待してました(←マジw)
mattさん、いやいやなかなかすごいんですよ?!
白色LEDが2個付いていて、対象物が明るく照らせる。ここまでは良くあります。
この他に紫色のLEDがついています。青色LEDはメジャーなんですが、紫がポイントです。
これで照らすと・・・ハンダのクラック(亀裂ですね)が浮かび上がってみえるのです。
普通の白色とか蛍光灯じゃ見えないのです。これ、基板専用のルーペたるゆえんです!(笑)