クラウド・コンピューティングについて
珍しく、IT系の事も書いてみましょう。一応、IT業界の末端にいるから(笑)
さて、最近話題のキーワードとして「クラウド」があります。スタンドアロン(に近い環境で動いているアプリを)ぜんぶデータセンターにあるコンピュータ群にお任せしちゃおう!というものです。
発想は随分昔からあるものだと思うのですが、時代は繰り返すの言葉通り、最近になって再びこの集約型コンピューティングが話題に上るようになりました。
これは日経ITプロに掲載されたクラウドフォーラムについての記事です。
やはり利点もありますが、欠点も浮き彫りになってきていますね。
個人的にはシンクライアント化もできない企業ネットワークがいきなりクラウドに移行するのは難しいと思います。特に、その企業内や外部とのネットワーク設計に無理がかかる事は明らかである気がするのです。
※仕事柄、某証券会社のネットワークを知っていますが、トラフィックの増加に耐えられないですよ。
ただ、世間的な流れとしてクラウドは大きなものです。逆に日本にクラウドのデータセンタを作るというのもビジネスとしてありでしょうね。北海道とか沖縄に和製クラウドデータセンターを構築する。悪くないと思うのですが・・・
う??む、この手の話は膨大なサラリーを稼ぐトップダウンのケトウ系が考え出す最たるもので・・・
ボトムアップ系の日系ではどうもI2に代表されたSCPが広まらなかったように、オレのモンダ系が旺盛・・・ってところがいまいち進まない原因かも・・・
その反面、中小はそんなこといえないのでお安く+安全・安心、低酸素?なものであればOKなのでしょうから?まずのポイントはその辺かと・・・
この辺にちと変化球?で多摩を投げてみたいなと・・・(^◇^)
やっぱりアメリカ式のクラウドコンピューティングは日本に馴染まないと思うんですよ。
LeeLooさんの言う「オレのモンダ系が旺盛」というのもありますし、なんでも手元に置いておかないと安心できない国民性ですからね。全て何処かに預けちゃうというのはどーも・・・
しがらみのない中小という考え方もありますが、今度はネットワークが貧弱ですからね(笑)
ただ、オオバケする可能性は捨てきれないので、ちょっと心に留めておきたいと思います。