結構大きな地震がありましたね。
地震があった時は、お世話になっている職場でデスクワークをしていましいた。

職場のCATV局では、CATV局が行う緊急地震速報システムが導入されています。
オフィスには当然モニター用に端末が設置されていて、通常より弱い震度1でも警告が鳴るように設定されています。
この緊急地震速報が良い仕事をしました。

確か、本震の約50秒ほど前に警告メッセージがなりました。その後、「40秒前」,「30秒前」とカウントダウンしていき、20秒前でグラグラと始まりました。「あぁ、ちょっと地震がフライング?」とも思いましたが、これは初期微動だったのですね。
その後、カウントダウンが続き、「3,2,1,0!」でグラッと本番がやってきましたよ。ドンピシャのタイミング。

今回の地震で、東京の北区では携帯の地震速報は鳴りませんでした。正確には、Softbankの端末が数台鳴ったかな?でも、全数ではないですし、他のキャリアは沈黙していましたね。

CATVの緊急地震速報は、CATVの回線を利用していますから屋外では使えません。専用端末を設置した屋内のみとなります。その代り、地震発生とほぼ同時に通報される気象庁発表の地震データを基に、各地域ごとに到達時刻と震度をそれぞれ計算して通報する仕組みです。携帯だと、たぶん県単位とかの通知だと思うのですけれど、CATVの緊急地震速報は東京北区だと区内を3つのエリアに分けていて、それぞれ別個に計算しています。だから、「**秒後」といった細かい通報ができるのですね。
時々、メンテナンスで局側の計算サーバを触るのですが、シンプルだけれど良く出来ています。

本当に「**秒後に震度**位の地震がやってくる」という心の準備ができていると、やっぱり準備ができていますから安心できます。

TVのサービスとか、インターネットサービスは「??」と思う事もありますけれど、この緊急地震速報サービスはお勧めです!(笑)
詳しくは局の方に聞いてくださいね。局によって月々数百円のレンタルとか、端末は買取だけれど月額無料とかいろいろあります。普段はほとんど利用しないサービスですけど、本当に良いサービスですよ!

追伸:
C-ALARTだけじゃなくてJ-ARARTにも対応しないかな。端末は対応しているのよね。あとは送出側の問題だけなんだけれどな。