最近、気づいた事があります。
毎日ではないのですが、通勤で首都高を走ります。XR230にはETCが付いていないので、料金所で料金を支払うのですが、係員の方とかわす一言二言の挨拶がどんなに楽しい事か。

有料道路にETCが導入され始めた翌年の2002年には、私の車にETCが付きましたので(当時まだは珍しかった)、もう10年位料金所で係員の方に料金を支払う事はありませんでした。歴代のバイクもETCが付いていませんでしたが、ほとんど高速道路を利用する事は無かったのですね。

朝の首都高の用賀料金所。ETCレーンは車で一杯ですが(首都高も距離別料金なのでETCじゃないと通行料が高い)、一般レーンを利用する車や人はほとんど居ない為、とっても空いています。
ここで料金を支払うのですが、ほとんどの係員の方が「おはようございます!」から始まって、色々と声をかけてくれます。中には、私の事を覚えている(バイクでの利用は少ないからね。Yシャツのクールビズ姿だし)方も居るのか、「今日も仕事、頑張ってね!」と声をかけて下さる方も。
朝の、それもわずか数十秒の時間ですが、とっても元気を貰います!

そうなんだよなぁ。昔は確かにこうだった。

私が車に乗り始めた24年位前って、料金所は当然ながら有人ゲートしかなかったですし、女性(オバサン??)の係員さんも多かったですね。そんなに忙しくない時は挨拶をするのが当たり前だったし、お正月に料金所を通ると女性の係員さんから「あけましておめでとうございます!」と言われたものですよ。
※余談ですが、道路公団の業務無線を聞いていると、年明けは必ずと言って良い位に女性のオペレーターさんが新年の挨拶をしていましたね(^-^)

時々、ツーリングで高速道路を利用した時も、地方の料金所だと係員さんから「何処から来たの?」とはじまり、後続車が無ければ近所で美味しいお昼ご飯を食べられる場所を教えて貰ったりしたものです。そして、「気を付けてね!」と言って送り出される。こう言うの大好きです。

確かに効率化とかいろいろな大人の事情からETC化になるのは異論がないのですが、こういう人との関わりあいっていうのも無くしてほしくはないですね。
なんか、電車の自動改札って好きになれないんですよ(笑)