岩国にオスプレイがやってきたそうです。沖縄の反対が強くて、まずは岩国なんだとか。

確かに、オスプレイは墜落事故を起こしていますから、配備されるのが怖いというのは良く理解できます。
私の住む神奈川県も沖縄程ではないですが、海軍の横須賀基地があり、飛行場としても厚木基地があります。この他にもキャンプ・座間や相模原の補給廠、横浜のノースドックを始め、通信基地や弾薬庫に燃料庫,住宅もあちこちにあって、基地の県です。

特に厚木基地は飛行機の墜落事故が何度かありました。
私もファントムが落ちた時の事は連日報道された事をよく覚えています。

ただ、現実の厚木基地は今でも飛行機が飛んでいる事です。オスプレイの沖縄配備を止める事は多分できないでしょう。それでも沖縄上陸が強行できないというのは時代の流れかもしれません。

根本的な改善は安保条約の見直ししかない様です。今日の読売新聞によれば、米軍のヘリコプターの機種変更に拒否権は無いそうです(まぁ、そうでしょう)。
そうなると、日本の防衛はどうするのか?(北朝鮮の不審船事件で海上保安庁は頑張ったけれど、海保には荷が重かったと思う)という問題がでてきます。米軍に撤退してもらうには、日本独自でなんとかしなくてはなりません。しかし、日本には平和憲法があります。
個人的な考えですが、憲法第9条は究極の理想であると思います。憲法の成立に関してもいろいろな研究や意見がある事は知っていますが、人類の理想を掲げているという点では評価できると思います。
その反面、自衛隊は憲法を素直に解釈すれば違憲の軍隊です。私は自衛隊の存在は否定しません。残念ながら、今の世界平和の中では必要です。現場の方々の苦労は大変なのも知っています。でも、憲法とは矛盾してしまいます。

改憲,護憲のどちらにしても、いつかは日本国民全体で考えなければならない議論だと思います。そうしないと日本はいつまでたっても変わりません。