音遊びネタです。

最近、私が敬愛する音遊び機器メーカーのNative InstrumentsさんがさかんにStemsという音楽データのフォーマットを推しています。
単純に言えば、普通のCDだと楽器の音とボーカルが一緒に収録されていますが、Stemsは楽器やリズムパターン,ボーカル等が別々のトラックに収録されていて、同時に再生すれば普通のCDの様に音が出るし、ボーカルだけやリズムパターンだけ抜き出すという事が出るらしいです。

これ、実は音遊びをするのにとっても便利。
例えば、ある曲のメロディーに別の曲のボーカルを乗せるリミックスとかマッシュアップなんていう遊びをするには、事前準備が必要ですよね?
時々、インストバージョン(時としてカラオケバージョン)がCDに収録されている曲もありますが(中田ヤスタカさんは結構入れてくれます。感謝!)、ボーカルのみ収録はまずないです。
なので、事前にボーカルのみを作るとか、イコライザーでボーカル部分を弱くするといった手間がStemsだと解決されちゃいます。
これは期待なのですが・・・・Stemsは一般の楽曲まで普及はしないだろう・・・なぁ・・・(しくしく)

余談ですが、ボーカル入りの通常バージョンとボーカル無しのインストバージョンがあれば、完全ではないですがかなりのボーカルだけ抜き出したトラックが作れます。
双方のトラックを逆相にして楽器の部分だけ潰すと、ボーカルだけ取り出せるという仕組みですねん♪