自宅でポツポツと電子オモチャを作っていて、欲しい物はやっぱり測定器。
こういう遊びをするのに、ハンダごてとかニッパーの様な工具に、テスターくらいは持っていない人はいないと思いますけれど(^ ^)

昔と比べてオシロスコープは値段の桁が2桁位安くなりましたけれど、まぁ、ある程度の物を買うと安い軽自動車の新車が買えますので、さすがに個人では難しいですね(昔は買ったけど・笑)。
PCとUSBで接続するタイプがだいぶ前から出回っていますけれど、ど?なのかなぁ?その手のオシロより、新しいヘルメットの方が有効そうだしなぁ(笑)

で、ウロウロしていた時に見つけたのがSainSmartというところで売っている製品でした。元々は$100位みたいです(今は$66.99らしい)。ん?と思っていたらAmazonさんで売っていました。持っていたAmazonポイントで全額賄えるので、失敗してもま?いいか?という感じでポチっとしたのが先月だったと思います。

SainSmartさんのDDS120ってこんな感じの製品です(メーカーさんのサイトより)

Amazonさんなのですぐに届いて早速ThinkPadとつないでみますが、デバイスドライバをインストールできません。
たぶん、中身はAVRらしいのですが、そのデバイスドライバのファイルにデジタル署名がないとかでWindowsが受け付けてくれません。いろいろ調べると、Safeモード等を立ち上げる時の画面で「デジタル署名なしでも受け付ける」を指定すれば良いみたい。
で、リスタート。F8を押しながら・・・あれ?
何回やってもメニュー画面へ行かないぞ。。。

あぁ、そうですか。どうもWindows8.1から(?)F8でのSafeモードは効かないらしいです。私のThinkPadはWin8.1(64bit)+Media Centerです。Win8ではSafeモードに入れる事が無かったので、自分では未確認ですが、Microsoftさんのサイトにも「F8で?」って書いてあったから、8.1からの変更かも知れません。
この辺についてはこちらのサイトを参考にさせていただきました。

デバイスドライバさえ読み込めば、あとはアプリケーションを走らせればOKです。本体の基準パルスを見るとこんな感じでした。これは私のThinkPadで表示をしたところ。
20140225_DSS120
プローブをいじったけれど、波形の補正は追い込み切れませんでした。ま、この値段だからしょうがない!(^ ^)

物足りない部分もありますが、一通りオシロとしては使えます。帯域はメーカー発表だと15MHzあたりまでらしいです。
それでも波形が見えるというのは大きな進歩。

個人的にはお勧めです。私が買った時は8,900円位だったかな?今は品切れ??
※ただ、オシロを全く触った事が無いという方には向きません。ちゃんとしたスタンドアロンのディジタルオシロも4万円位で買えますから、そちらにしましょう。たぶん、結果して安くつきます。