私が卒業した県立神奈川工業高校は、決して高校野球の名門ではありません。
神奈川には、横浜高校やY校に桐蔭や東海大相模,法政二校といった私立の名門校が多いですし、そもそも県大会に190校(昔は210校とか出場していた)の激戦区です。シードの有力校だって、負けちゃうんだから。
そんな中、我が母校はだいたいベスト64?ベスト32位が定位置。公立高校としては悪くないのですが、激戦区ですから、まぁ、3回戦くらいまでは行けるという感じでしょうか。

そんな中、時としてとんでもない事をしでかすんです。10年に1回くらいなのですが、県大会の決勝までいっちゃうんですよ!(笑)

私が社会人2年目くらいの時かな?この時も予想外に勝ち進んで、決勝に行っちゃった。
この時は同じ会社に勤めていたOB同士で盛り上がっちゃって、「また勝った!」,「また勝っちゃったよ!」と大騒ぎ。もし甲子園に行ったら「幾ら寄付する?」とか、「有給取れるかなぁ?」なんて心配していました(笑)
まぁ、結局行けなかったのですけれどね(^-^)

その次は10年ちょっと前かなぁ?この時も決勝までいっちゃった。相手はメジャーリーガーの松阪がいる横浜高校。さすがに地力の差で甲子園には行けなかったのですが、NHKの甲子園中継で「神奈川県大会決勝で投げ合った、神奈川工業高校の○○投手は素晴らしかったですね!」と実況解説で語られるほどの逸材でした。
名門校なら投手が何人もいて交代ができますが、名門校ではない我が母校は一人のピッチャーがほぼ全試合、全イニングを投げるのです。そりゃあ、大変だ!(^-^)

今年は既に姿を消してしまいましたが、いつまでもOBに夢を見させてほしいな!
※ちなみに、学校近くの中華料理店等では「野球部」だと大盛りが割引になるのですよ。結構地元に愛されているのですね!