日頃は私の事を「ハゲ」と呼んだり、家まで送っていく車の中で暴れたりするくばやんですが、mixiの日記に息子さんとのちょっといい話を書いていました。

くばやんも人の親なんだね(^-^)


昨日、9歳の息子が貯金箱を一生懸命こじ開けようとしていました。

急に、「折り紙」が欲しくなったそうです。

これはお金について、話をするのにいい機会だと思いました。

私: 「そんなことすると、お金に嫌われちゃうよ。
お金に嫌われると、大人になってからも、大変だよ。」

息子は、「?」マークがいくつも浮かんでました。

私: 「お金はね、暗いところに、他のお金と一緒にいるのが好きなんだよ。お金が居心地がいいなと思うと、他のお金にもこっちにおいで?と呼んで
くれるよ。無理やり、お金が好きな場所から引きずり出そうと思うと、お金はドンドン逃げて行ってしまって、戻ってきてくれなくなるよ。」

息子は興味深々、まだ素直な年頃です。

お金が好きな場所を教えました。
1. 暗いところ。
2. 仲間と一緒にいるところ。
3. 綺麗にしてもらえるところ。

息子:「でも、折り紙欲しいもん」

欲しい物があったら、欲しいと思ってから、やってきたお金で買うのがいいと教えました。
息子は、祖母から玄関と庭の掃除をすると100円貰える約束をしています。
次の日に掃除をすると100円は、手にはいります。

一度は納得しましたが、どうしても、妹と一緒に折り紙遊びを今したいみたいでした。
我慢させようかなとも思いましたが、
丁度、古い冷蔵庫を捨てるので、どかしたとき、
ドロドロになった100円玉、50円玉、5円玉が手元にあったのです。
(青サビがかって、本当にきたなかった。)

私:「このお金はね、長い間誰にも気付かれずに、汚い場所にずっといたんだよ。悪いことしたね。このお金を綺麗にしてあげてくれるかな?」

というと、一生懸命、石鹸とブラシで長い時間をかけて洗っていました。
息子はピカピカになったお金を私に渡しました。

私:「ありがとう。このピカピカの5円玉は、貯金箱にいれてくれる?長い間、汚いところでゴメンねと言ってね。後の、150円は、折角綺麗になったんだから、旅行に出てもらおう。これで折り紙買ってきてね。」

ただし、

「100円さん、50円さん、折り紙を買わせてくれてありがとう。
折り紙は大切にあそびます。」
と、お金を渡す前に、心の中で感謝するように教えました。

息子は、149円で折り紙をかってきて、お釣りの1円をまた洗って、貯金箱にいれました。

子供に教えながら、私も
もっとお金を大切にして、
感謝して使うように心がけようと、思いました。

子供に、お金を洗って感謝して使うということを、教えさせてくれた
100円さん、50円さん、5円さん、
ありがとうございます。