私が先ほどのエントリーで自分の病気の事を書いたのには訳があります。

今までもそれとなく(?)書いてきて、Levicoが病気と気づいている方は多いと思います。
怪我と違って、精神的なものですから、私がだまっていれば気付かれない事も多いでしょう。

なぜ、今回書いたのか?なぜだろう・・・(笑)

いや、実際に躁鬱病(もしくは鬱病)になってみると分かるのですが、世間一般で健康と思われている方の中でも予備軍は一杯いらっしゃいます。自覚症状があって、病院に来ている人の待合室でも周りの患者さんを見ていると、ほとんどの人は正常な人と見分けがつかない位です。あ、ときどき本当に心が壊れて暴れる人もいますが(笑)

よく言われるのは、「鬱病は心の風邪です」という事。誰にでもなる可能性はありますし、実際は軽い鬱病になっているけれど気づかなかったり我慢している方もいるわけです。気付かないならいいです。我慢は良くない。

なぜ我慢をするのか?と言えば、「精神科」という壁です。皆さん風邪をひいて内科にはいきますよね?
でも、心の風邪で精神科にはいかないんです。だから、余計悪化する。

風邪は市販の薬を飲んで安静にしていれば数日で直る事も多いです。ただ、心の風邪は手助けがいる場合の方が多いと思います。

私も最初は精神科に行くのに壁があって、なかなかいけませんでした。でも、一回門をくぐってしまえば、すぐにではないかもしれませんが治る病気なんです。直らないで社会生活に支障が出るよりも、ちょっと高いハードルですが病院に行って治した方が絶対に良いです。

実際に私は5年という歳月がかかりましたが、自他共に「良くなっている」と認められています。
できれば、心の風邪を抱えているけれど病院に行っていない人。また、病院に行っているけれど、先が見えない人の一例になればと思い先のエントリーを書きました。
※これを書くことによって新たな偏見が生まれる可能性もあるけどさ。