公にはできませんが(Blogに書いた段階で公とも言う)、この2ヶ月ほどバイトやってます。

一応、Levicoは正社員でIT業界の底辺にうごめいているのですが、バイトというのは大手自動車用品チェーンでのバッテリー売り。なので、本当にバイト(笑)

このバイト、2種類あるんですね。

  • 駐車場で声掛け
    バッテリーを検査するチェッカーを肩に掛けて、駐車場に入ってくる車に片っ端から「バッテリーチェックはいかがですか?」と声をかけるもの。お客さんの承諾が得られればバッテリーにチェッカーをつないで、バッテリーの状態を確認します。勿論、無料。
  • バッテリー売り場で応対
    こっちはバッテリー売り場での対応です。お客さんがバッテリーを買いに来て、その車にあったバッテリーをお薦めするというもの。

なんです。
一応、お店から目標は言われますが、私は時給計算なのでノルマはありません。ですので、無理にバッテリーチェックも勧めないし、必要以上に高価なバッテリーも勧めないです。

駐車場のチェックでは、自分がお客の時だと「なんかいろいろやってるなぁ。面倒になるのやだからパスしよう!」と思っていました。実際、私が応対しても声をかけてバッテリーチェックに応じて下さるのは数十台に1台位の割合です。

でもね、このBlogを読まれた方で、自動車用品チェーンに出かけた時、バッテリーチェックをやっている様なら是非とも受けておいた方がよいですよ。バッテリーって、段々と劣化して弱々しくなるというイメージがあると思うのですが、実際にはニッカド電池みたいに突然終わりがやってきます。それまで何ともなくても、次に乗ろうとしたらセルが回らないのでエンジンがかからなかったという例が凄く多いんです(私自身も経験有り)。朝は何ともなくて、夕方にはダメだったという事もあるんですよ。
なので、朝一の駐車場では「朝、エンジンがかからなくてさぁ、JAF呼んじゃったよ」というお客さんが多数見えます。

こうやって突然反乱するバッテリー君ですが、チェッカーでは事前に弱ってきている傾向を掴む事ができます。正常時を100%の容量として、新車なんかでよく走っている人は120%位の数値になります。週一に乗るくらいだと100%前後かなぁ。
60%台だと、「エンジンがかかりにくかった」という症状が出ます。50%を切ればチェッカーでも異常と診断されますし、JAFのお世話になった人多数のコースです。
チェッカーを持ってうろついている人がいれば気軽に声を掛けて下さい。オイル交換の時でも「バッテリーのチェックもやって!」と言えばやってくれるはずです。その時に「何%でした?」と聞けばよりベスト。90%を越えているようなら当分心配は要らないでしょう。70%台だったらそろそろバッテリーの交換を検討してみて下さい。

(少なくとも私は)多少バッテリーが弱っていれば、その事実をお客さんに伝えます。無理に購入まではもっていきません。ですので、皆さんも気軽にバッテリーのチェックを受けてみて下さい。