ここ数日は郵政造反組の復党等というニュースで賑やかですが、ちょっと前のニュースに戻って・・・

先日、東京の浜松町と羽田空港を結ぶ東京モノレールの作業用車両が故障,長時間にわたって不通になったという事故がありました。
「なぜ故障したのか?」とか「乗降客が迷惑した」といった事がマスコミでは取り上げられていましたが、私が驚いたのは別の事でした。

「モノレールの不通に伴い、京浜急行は臨時列車を走らせるなどして対応。大きな混乱はなかった」という新聞の記事です。

JR西日本での脱線事故の際、「過密ダイヤが事故の原因」とする論調が多い中、とあるコメンテーター(だったかニュース番組に呼ばれた専門家だったか)が、「ATS-Pを使っているとは言え、東京の京浜急行はもっと過密な神憑り的なダイヤで運行している」という趣旨の事を言っていました。
確かに、京浜急行はかなり過密なダイヤで運行していて、駅で乗客の乗降に乱れがあると後続列車がドミノ倒しの様に遅れる事があります。列車の運行間隔(間)で吸収しづらい位、詰めているダイヤと素人目にも分かります。
※私は電車に乗る機会が少ないですが、品川に勤務していた時に北品川の踏切(八山橋の所)で遮断機が下りたままというのが結構ありましたからね・・・

その京浜急行が、朝のラッシュ時に臨時列車を走らせたと言うのです。本線ではなく、京急蒲田と羽田空港間のみかも知れませんが、あそこは単線じゃなかったっけ???(何年も前の記憶)
どの様な臨時列車を走らせたのかは知りませんが、それだけ過密なダイヤにもかかわらず、更に臨時列車を走らせたという柔軟な対応は素晴らしい。例え始発前に東京モノレールが止まっていたので準備の時間が多少あったとは言っても、車両や乗務員のやりくりを始め大変だったとは思うのです。

これをやる会社って結構凄いと思うのは私だけでしょうか? 

JR東日本も南部線では交差する東急電鉄にあわせてダイヤ調整をやる事がありますよね。
終電の頃になると田園都市線とか東横線の待ち合わせをよくやってます。

ちょっとした事なのですが、利用者に便宜を図るサービス業らしい部分かと思います。(概ね待ち合わせに関係のない私にとっては、帰宅が遅れるやっかいな待ち合わせでもありますが・笑)