基本的な性格が大雑把で楽観的&いい加減な私ですが、こう見えても色々考えるのですよ。

いや、トランポとか、次期戦闘機だけじゃなくて(爆) 

例えばですね、「何で仕事をするの?仕事って楽しいの?」とかね。小学生みたいなレベルなんですけれど(ははは) → 一応、憲法にある「就労の義務」っていうのは知っているぞ!解釈は怪しいけれど。

勿論、一般的に働くと言うことは収入を得るためであって、そこには何ら疑問は無いのですけれどね。
私の場合、勿論大前提に収入を得るという事はありますが、それだけじゃない。仕事を通じて自分がプラスになる!とか楽しい!と思える知識とか経験が増えることが重要だったりします。

私にとって楽しい仕事とはなんだろう?とも思いますが、ここはある程度わかっています。
「ワハハオホホ」と楽しい雰囲気の仕事も楽しい仕事でしょうが、もっと重要な事があります。

「10年後にみんな揃って笑ってお酒が飲めるのは楽しい仕事」

んー、ちょっと分かりにくいでしょうか?
とってもきつい仕事だったとします。でも、その時に一緒をしていた人と数年後に「あの時はきつかったねぇ」と笑って酒が飲みながら話ができればそれは楽しい仕事だったと思うのです。
今まで20年近く会社員(らしい)生活の中でも、なんどかこういう仕事をしたことがありました。
入社1年目から設計を担当することになり、右も左も分からない状態で自分なりに必死の仕事をしたこと。この1年位は本当にきつくてほとんど家に帰ることもなくて。当時のことを家族や知人の目から見たらノイローゼ状態だったそうです。
でもここで得た経験がその後とても役に立っていますし、当時仕事を教わっていた人と笑いながら話ができます。

ここ数年でも、とある製品のリリースを始めた時はそんな感じだったでしょうか。当初予想もしなかったトラブルが続発して、本当に理由が分からない。でもなんとかしなくちゃならない。営業方面を担当していた人、設置工事を担当した人・・・そんな人達と苦労しましたが、その後はやっぱり楽しく飲むことができます。

何でそんな仕事が楽しいと感じられたのでしょうかね??
それは・・・たぶんなのですけれど、得るものが沢山あったから。当時は辛くても、そこで得た経験が後々いかされて、辛かった時以上にプラスになった事が大きかったから・・・かな?
でも・・・たぶんなのですけれど、一番は「動いた嬉しさ。できた喜び」だったとも思うのですよ。
私の基本は物作り屋さんみたいです。散々苦労した後で物が動いたその一瞬の達成感とか嬉しさは一種の麻薬みたいなものみたいです。その一瞬でそれまで数ヶ月間苦労していたとしても、報われちゃうんすね。やっぱり単純なんだろうなぁ(笑)
勿論、お金も大切ですけれどね、そういう充実感とか得られるものの方が私の中では大切ですね。

でも、最近そういう嬉しさ・・・味わってないな。最近(この1,2年位?)モチベーションが維持できないのは・・・そこか?