川崎の等々力FCはヘラ師でにぎわう釣り場ですが、先日の読売新聞川崎版にこんな事が書いてありました。
・今年に入ってヘラブナの死魚が増加している。特に4月以降はかなりの増加である。
・原因は水質の悪化が考えられる。ヘラブナ以外の魚(鯉等がいます)は特に死魚の増加はない。
・水質悪化の原因はヘラ釣りの餌が考えられる。現在底には1から2m程のヘドロが堆積している。
・当面は練り餌を使うヘラ釣りを自粛して貰う方向。

この記事を読んだ後、等々力FCへ立ち寄ってみました。受付には
・今月末まではヘラ釣りは自粛して下さい。
・売店でもヘラ用の餌は販売しません。
・水質改善の為、ばっき装置を24時間稼働します。
・今月末から当面の間、釣り場を閉鎖します。期間は未定です。
との事です。確かにあまり良い水質ではないな・・・とは思っていましたが、閉鎖する程とは。

そういえば、似たような事が書いてある看板を以前見かけた事がありました。それはやはりヘラ釣り場として有名な神奈川の震生湖です。「ヘラブナ釣りの餌で水質が悪化しています」といった看板でした。
等々力FCや震生湖は川や湧き水が豊富な所とは異なり、水の入れ替えが少ないのでしょうね。

そういえば、磯釣りの盛んな磯でも撒き餌による「磯焼け(?)」が問題になっているそうですが・・・
こういったことも釣り人は考えていかなくてはならないでしょうね。バス問題じゃないけれど、環境へ多大なインパクトがあることは間違いなく存続が難しいのですから。